【書評】「目標が持てない時代」のキャリアデザイン(著:片岡 裕司、阿由葉 隆、北村 祐三)

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限界を突破し、想像以上の自分になれる時代へ、新しいキャリアデザインの方法を提案している一冊。

人生100年時代とコロナショックにより、キャリアデザインの方法も大きな変更が必要となっている。

これまでの単線型のキャリアを前提としたシステムは崩壊し、それを前提とした手法には、もはや頼ることができない。

そんな時代に、どのような心構えで臨むか、著者たちの手法が紹介されている。

中でも、「実験」というステップは特徴的ではないだろうか。技術系の方や、マーケティング系の方にとっては、実験してみるというアクションは、身近なものだろう。

キャリアデザインにおける「実験」ということに、興味がそそられる。

理論編では、現在のキャリアにおいて直面している不安や、これまでのキャリアデザインでは至らない部分に対して、4つのステップで、ひとつづつクリアしていく。

トレーニング編では、ワークを行なっていく。1つひとつのステップはシンプルで、お試し感覚でも取り組みやすい。

ステップ4で、いよいよ、「実験」だ。インタビューなど、具体的なアクションが始まる。あくまで「実験」であり、安全を確保した状態で進めるよう設計されているので、順を追って進めていけば問題ない。

実際に筆者らの手法を導入している企業の事例も紹介されている。この企業では、「従業員のキャリア開発にとって組織の支援は必須」としている。

個人でも、企業であっても、「実験」から始めて、新しいキャリアデザインを進めていく時代だ。

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