【書評】キャリアカウンセリング(著:宮城まり子)

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キャリアコンサルタントを目指すなら一度は目を通しておきたい。長らくお世話になるだろう。

資格取得や実務において重要な参考書は他にもあるが、この本は比較的読みやすく、それでいて理論と実践のバランスが取れており、万人向け。

アメリカにおけるキャリアカウンセリングの誕生と理論的な発展が解説されていく。

パーソンズ、スーパー、シャイン、シュロスバーグ、ハンセンと、キャリア理論の軸となる理論家が次々と登場する。

ただし、ホール、サビカスといった、最近話題になっている理論家については取り上げられていないので、それは別の書籍で学ぶ必要がある。

スーパーの理論が重要な軸となっているが、中心となる用語の取り上げられ方が研究者(翻訳者)によって異なるため、資格試験の準備においてはその点だけ注意が必要。

カウンセリングについて、十分なページを使って紹介されているので、本格的なカウンセリング経験のない人でも、やり方が理解しやすい。キャリアカウンセリングとして一般的な、システマチックアプローチに基づいている。根本的なところが余さず記載されているので、ある程度経験を積んでから、振り返って読むと、また新たな発見がある。

常に手元に置いておきたい本だ。

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